孤高のレシピ

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豚肉ともやしを使った「鉄鍋豚肉」と「優作鍋」を試してみたら〆のうどんまで旨過ぎた!

投稿日:2023年9月2日 更新日:

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先日、Youtubeで活躍中の料理研究家のリュウジさんと武島たけしさんのコラボ動画を拝聴しました。

 

どのような形でもいいから、この夢の競演をうちでもしてもらえないかなあ、とお二人の過去の動画を確認してみると、豚バラ肉もやしという全く同じ組み合わせの食材を使用した鍋を発見。

うちのホットプレートを使えば一度にこの二つの鍋レシピを作れるな、ということでリュウジさんと武島たけしさんの鍋レシピに共演していただくことにしました。

両方ともコスパ最強の極旨鍋のレシピです。

 

レシピ

今回、共演していただくお二人の鍋レシピがこちらです。

鉄鍋豚肉


【鉄鍋豚肉】
もやし200g
鰹節2g
豚バラ180g
醤油大さじ3
みりん大さじ2
酒大さじ1
砂糖大さじ1
味の素7振り
★溶き卵で食べます
※シメはうどんで
冷凍うどん 1玉
お好みで小ネギ、ゴマ、七味唐辛子

もやし200gに鰹節2g、豚バラ180gのせ火にかけ、醤油大さじ3
みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1
味の素7振り混ぜたタレを沸かし溶き卵で食う

引用:料理研究家リュウジのバズレシピ

こちらは料理研究家リュウジさんがYoutubeで配信している【鉄鍋豚肉】のレシピ。
相変わらず、大抵のご家庭には必ず常備されている調味料ばかりで特別なものは一切なしです。
徹底してますよね。

優作鍋

 


レシピ —————————————————
【材料】(3人前)
もやし 3袋
小ねぎ 半分
豚バラ肉500g

1.もやしを洗って、土鍋に日本酒大さじ1入れてもやしを敷き詰める

2.もやしの上に豚バラ肉をバラしながら敷き詰め、小ねぎを振りかける

3.蓋をし、中火で10分蒸し焼きにする

(タレ)
醤油とレモン汁を同割にし、黒胡椒、一味唐辛子を適量
もみじおろしや柚子胡椒をお好みで加えて味変してもええで。
———————————————————-

引用:武島たけしの極み飯 / Kiwami-Meshi

こちらは武島たけしさんがYoutubeで配信している【優作鍋】のレシピ。
動画の中でも説明がありますが、今は亡き名優、松田優作さんがこよなく愛した鍋レシピだそうです。

実際に作ってみた

実際に作ってみました。

まず、調理機材ですが、BRUNOオーバルホットプレートとオプションのハーフプレートを使用しました。


ハーフプレートは今まで出番がなかったのですが、やっと日の目を見ることができました。
ハーフプレートの最大の欠点は独立して熱の調整ができないこと。
だから、いざ使おうと思っても使いどころが難しいんですよね。
主な使い道が保温くらい思いつかない。
しかし、細かい火の調整をしない鍋料理ならば問題なしです。
それぞれのハーフプレートにレシピ通り盛り付けて、蓋をしてスイッチオン。

ハーフプレートに盛り付けた状態↓

こちらは「鉄鍋豚肉」↓

こちらは「優作鍋」↓

後は肉に火が通るのを待つだけです。
このお二人のレシピは調理工程の中で特別気を付けなければならない箇所はありません。
敢えて言うなら、動画の中でも解説がありますが、肉同士があまり重ならないようにするくらいです。
そして、食べる順番は優作鍋→鉄鍋豚肉の順になるでしょう。
鉄鍋豚肉はすき焼き風なので水分を少し飛ばしてこってり感を出したほうがおいしいはずです。

出来上がりはこちら↓

食べてみた

まずは「優作鍋」を試食します。
鍋のタレも武島たけしさんおススメの醤油とレモン汁を同割。黒胡椒、一味唐辛子は少し多めで作ってみました。
もやしを肉で巻いてタレに浸して食べてみると、肉のうま味たっぷりなのに、とても爽やかな味。
これはタレの恩恵がすごいですね。
一味唐辛子本当にお好みでよいと思うのですが、黒胡椒は外してはいけません。
試しに醤油とレモン汁、小ねぎだけのタレで食べてみたのですが、すっきりしない味に感じました。
ところが、黒胡椒を入れると爽やかさと食材の味の輪郭がはっきりとしておいしさが段違い。
もともと、鍋自体に調味料は酒だけ。
素材の味しかありませんから、肝はタレになります。
タレにこだわれば、いくらでも化けるポテンシャルを秘めた鍋ですね。
今回はそれぞれ1人前を作っていますが、勇作鍋の一人前はとても少なく感じます。
後味があまりにもすっきりしていて、スルスルっと食べれてしまうのでいくらでも食べれちゃいますね。

次は「鉄鍋豚肉」です。

最初は卵に絡めず食べてみます。
口に入れた瞬間、醤油とカツオの香りが口いっぱいに広がり鼻へと抜けていきます。
これだけで十分旨いです。
鰹節が本当によく効いていますね。
旨みもたっぷりで、こちらは白米必須
レシピの食材欄に白米を追加したほうがいいほど必須です。
逆に肉ともやし単独で食べ続けると少しカツオがくどいかなって感じます。
次に卵を絡めて食べてみると、カツオの風味が抑えられてまろやかさもさることながら上品さをまといました。
肉ともやし単独で食べるなら、今度は卵必須です。
卵の有無で味のギャップがすごいんですよね。
だから、味に飽きがきません。
下味がしっかりしているのに次から次へと口に運んじゃいます。

〆のうどん

鍋をやる以上、やっぱり〆のうどんは食べたいですよね。
そこで、うどんで〆ました。
両方とも仕上げのねぎはたっぷりです。

まず、鉄鍋豚肉に関しては動画の通りに仕上げました。
期待通りの味です。
濃厚な汁がしっかりとうどんに絡んですき焼きうどんそのもの。
誰もが大好きな味です。

問題は優作鍋です。
汁は残っているのですが、味が薄い。
そこで、鍋の付けダレ(醤油とレモン汁を同割りしたもの)、ごま油、塩、胡椒で味を調えました。
塩だれ風であっさりしていますが、なんか妙に尾を引く味なんですよね。
豚バラ肉の脂がしっかり活きていて、それがしつこくならないように鍋の付けダレのレモンが抑えていて、且つごま油で風味付け。
味と風味のバランスが良く取れた〆のうどんだと思います。
それぞれ味が異なっているのですがおいしいです。
逆に味が全然違うので飽きません。
1玉ずつ使用したのですが、ペロッと胃の中に納まっちゃいました。

まとめ

今回は、先日Youtubeでコラボ動画で共演された料理研究家のリュウジさん武島たけしさんの鍋レシピを作ってみました。

物価上昇が止まらない中、2レシピ作って食材費550円を越えない激安、極旨鍋のレシピです。
(1レシピなら225円くらい)
〆のうどんまでおいしく食べることができるうえ、給料日前で懐が寂しい時でも安心して作ってもらえる節約レシピ。

これから寒くなるにつれて、鍋料理は身も心も温めてくれると思います。
後片付けも楽な上、懐具合にも優しいこの2レシピ。
是非試してみてくださいね。

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