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このボリュームで朝食?
夕食用に卵料理を探していたところ、見た目鮮やかでボリュームがあり、フライパン一つでできる「シャクシュカ」という料理を見つけました。
ところが、この料理を調べてみたらイスラエルの朝食だとか・・・。
もともとは玉ねぎ、にんにくを炒めてナツメグなどのスパイスを加えて卵を落としたら出来上がりの料理らしいのですが、具材を増やせば夕食でも通用するのではないかと思い作ってみることにしました。
出典:Youtube
レシピ
食材
トマト缶 : 1/2缶(200g)
合い挽き肉 : 100g
卵 : 4個
玉ねぎ : 1/2個
黄パプリカ : 1/2個 (ピーマンでも可)
にんにく : 1片
オリーブオイル : 大さじ1杯
クミンパウダー : 少々
塩こしょう : 少々■下ごしらえ
にんにくをみじん切りにします。
玉ねぎ、パプリカは少し大きめの粗みじん切りにします。■つくりかた
①スキレットまたは小さいフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ弱火で香りが立つまで炒めます。②みじん切りにした玉ねぎ、パプリカを加えて、中火で玉ねぎが透明に透き通るまで炒めます。
③ひき肉、塩コショウ、クミンパウダーを加えて、ひき肉に火が通るまでさらに炒めます。
③トマト缶を加えて、全体を混ぜ合わせたら、弱火で10分ほど煮詰めます。※時間がない場合は中火でもOKですが、焦げないように注意してくださいね!
④スプーンで表面にくぼみを作り、そこに卵を静かに割って入れて、フタをして蒸し焼きにします。
⑤5分ほど蒸して白身が透明でなくなったら完成です。お好みでパセリを散らして召し上がってください。※余熱でも火が通りますので、半熟の卵がお好みの場合には、蒸し時間を短縮して、加熱しすぎないよう気をつけて下さいね!
海外で人気のイスラエルの定番朝食メニューです。卵を崩してパンにつけて食べるのがおすすめです♪具材の決まりはあまりないので、お好みでお肉をベーコンに変えたり、ピーマンやにんじん、青唐辛子を加えるなど、野菜を変えてアレンジして試してみてくださいね!
(以上、出典先:Youtubeより抜粋)
実際に作ってみた
今回は用意できなかった食材があったため、手順自体は動画と同じですが、具材を少し省いて作ってみました。
それでは手順を追って説明していきます。
手順1ですが、今回は取手が取れるフライパン(20㎝)を使って調理しました。
オリーブオイルとにんにくを入れてからコンロの火をつけて、弱火でじっくりとニンニクの香りが出るまで炒めていきました。
取手の取れるタイプのフライパンは鍋振りのようなことには不向きだと思いますが、料理をそのまま食卓に出すような料理には重宝ですね。
手順2では、用意できなかったパプリカを入れることなく玉ねぎを投入して炒めました。
独身世帯にはパプリカを常備している方はほとんどいないのではないでしょうか。
でも、彩りを考えるなら入れることをお勧めします。
最も合理的なのは冷凍食材のパプリカミックスでしょうね。
値段も安く、必要な分量だけ使って、あとは冷凍庫で保存しておけばOKです。
手順3でも用意できなかったクミンパウダーを入れることなく、事前に保存食材として冷凍しておいたひき肉を投入して塩、コショウで味付けをしました。
そしてトマト缶を入れるわけですが、1缶使い切りたいことから1缶全部を投入して弱火で煮詰めていきました。
煮詰める目安ですが、スプーンで表面にくぼみが出来るくらいまで煮詰めるようにしてください。
このころにはトマトの甘みがしっかりと出ていると思います。
本当なら1/2缶でよいところを1缶使って作っているため、煮詰めたところで半分は熱湯消毒をした保存容器に移して保存します。
保存したソースはドリアなどに利用する予定です。
手順4で卵を割り入れます。今回はソースを焦がしたくなかったため、卵は余熱で火を通しました。
手順5で白身が白くなっていることを確認した後、乾燥パセリを散らして完成です。
さて、試食です。
まずは卵の影響を受けていないトマトソースのみを試してみます。
一見パスタのミートソースみたいですが、トマトの味がパスタのミートソースよりも鮮明です。
もともとパンなどにつけたり、浸したりして食べるとのことですが、これならパンもすすみますね。
トマトソースならばピザトーストが最初に頭に浮かぶ方も多いと思いますが、ソースを「乗せる」のではなく、「浸す」ということが出来るので
パンに対しての味の染まり方が全く違うと思います。
きのこ類などを入れると味の豊かさがもっと膨らむのではないでしょうか。
シャクシュカの具材は縛りがないようなので、ヘルシーに野菜だけ、ボリューム重視の肉類盛りだくさんなどチョイスは自由のようです。
具材による味の変化を楽しむのもいいかもしれません。
次に半熟の黄身をスプーンでつぶして流れ出た黄身とソースを混ぜたものを口に含みました。
事前に味見をしていたソースに比べて酸味がマイルドになってとても食べやすいです。
しかし、ここまでくるとやっぱりスパイスを入れたほうがいいなあと実感しますね。
卵を崩した状態のシャクシュカ単体で食べる分にはこれで十分にしっかりとした味なのですが、これにパンを組み合わせると食べる人によっては味がマッタリしすぎてしまうのではないかと思います。
気持ち多めのスパイスで味付けがやっぱりおすすめですね。
まとめ
冒頭にも書きましたが、これで朝食なのだそうです。
実際に作ると実感するのですが、夕食としても通用するボリューム。
基本のトマト、にんにく、玉ねぎ、卵以外の具材はお好みの組み合わせでOK。
しかもフライパン一つで調理可能。
これだけ揃えば作る理由は十分だと思います。
是非試してみてくださいね。