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今回はおひとりさまにやさしい「ベストオブチキン南蛮」をご紹介します。
動画サイトやレシピサイトを漁りまくって、作りに作って食べ比べた結果、独断と偏見は多少あると思いますが、これがベストだというチキン南蛮レシピです。
チキン南蛮のレシピはもも肉を使用するものもあったのですが、昨今の物価上昇も考えて、家計にやさしい鶏むね肉を使用したレシピのみの選考としました。
レパートリーに入れて損のないレシピですし、ぜひチャレンジして得意料理にまで昇華していただければ幸いです。
レシピの選考基準
今回のチキン南蛮は人気メニューということもあり、インターネット上にとんでもない数のレシピが存在します。
そこでレシピを選考する際に以下の選考基準を設けました。
・調理過程がシンプル
・家計にやさしい鶏むね肉を使用
・鶏むね肉以外に使用する食材は最小限
・後片付けが楽
・調味料は独身世帯でも常備しているものを使用
わがまま極まりない選考基準ですが、これでもかなりの数のレシピが残りました。
料理研究家の方々、本当に日々の研究ご苦労様です。
そして、ありがとうございます。
ベストオブチキン南蛮はこれだ!
我が儘勝手な選考基準を潜り抜け、ベストオブチキン南蛮に選んだのはこのレシピ!
コウケンテツさんが発表されているこのチキン南蛮のレシピ、本当においしいです。
しかも使う材料が少ない!
それなのにボリューム満点。
後片付けで洗うものがまな板、包丁、フライパン、合わせだれのボウルが2つ、盛り付け皿だけ。
コンロも使用するのは1口のみ。
実際に作れば、納得間違いなしです。
レシピ
オリジナルの食材&レシピは以下の通りです。
■超簡単!極旨!チキン南蛮
【材料】
・鶏むね肉:1枚
・塩、薄力粉、揚げ油:各適宜
・溶き卵:1個
・万能ねぎの小口切り:適宜
●甘酢だれ
・酢:大さじ1・1/2
・しょうゆ、みりん:各大さじ2
・砂糖:大さじ1
・片栗粉:小さじ1/3
●タルタルソース
・マヨネーズ:大さじ2〜3
・玉ねぎのみじん切り(水にさらして絞る):大さじ2
・しょうゆ、酢、砂糖:各小さじ1/2【作り方】
①鶏肉は切って塩ふって薄力粉をまぶして卵をからめる。
②フライパンに多めのサラダ油を熱して鶏肉の両面をこんがり焼き、余分な油を拭いて甘酢だれを加えてからめる。
③器に盛り、タルタルソースをかけてねぎを散らす
(以上、出典先:Youtubeより抜粋)
材料は大抵の家庭においてあるものばかりです。
万能ねぎは冷凍食品でも代用できます。
そして、タルタルソースには欠かせないゆで卵は今回使いません。
卵が高騰しているからケチったわけではなく、あえて使用していません。
実際に作ってみた
実際の調理工程は上記の通りなのですが、もう少し補足したものをこちらで掲載します。
それと、食中毒が怖いので、野菜、肉の順でまな板を使いましょう。
最初に玉ねぎのみじん切りと万能ねぎの小口切りを切っておきます。
それでは甘酢だれから作っていきましょう。
①甘酢だれは酢、しょうゆ、砂糖、片栗粉をレシピの分量通りボールで合わせる
慣れてくると甘酢だれはフライパンの中で合わせることができるようになります。
慣れないうちはボールで合わせておいたほうが確実です。
次にタルタルソースです。
②みじん切りにした玉ねぎを水にさらす
玉ねぎの辛みがお好きな方はこの工程を飛ばしてもよいかもしれません。
③水にさらした玉ねぎのみじん切りの水分をしっかりと切る
水分はしっかりと切っておきましょう。手を抜くとタルタルソースの粘りや味が薄くなります。
④水分を切った玉ねぎのみじん切りが入ったボウルにマヨネーズ、しょうゆ、酢、砂糖を入れて混ぜる
タルタルソースの玉ねぎのみじん切りですが、甘酢らっきょのみじん切りにしてもおいしいです。
その時は酢、砂糖の代わりに甘酢らっきょの漬け汁を代用することができます。
甘酢らっきょがあれば、玉ねぎ、酢、砂糖はなくても大丈夫。
分量は酢と同じでOKですよ。(実食済み)
タルタルソースができたら、いよいよチキンです。
⑤鶏むね肉を1㎝幅ぐらいのそぎ切りにする
鶏皮は取っても、取らなくてもよいです。
包丁をできる限り寝かせて、断面を大きくするようにそぎ切りにします。
⑥そぎ切りにした鶏むね肉に塩を振る
塩は軽く振る程度でよいです。
肉のうま味を逃がさないための処理です。
⑦塩を振った鶏むね肉に薄力粉を薄く満遍なくまぶす
動画ではバットを使っていますが、洗い物が増えてしまいます。
鶏肉が入っていたパックのトレーやまな板で代用すれば、洗い物を減らせますよ。
⑧26cmのフライパンに揚げ油を注ぎ、中火で油を熱する
揚げ油の量はフライパンの底の面を覆うくらいまで。
調理中に足りなくなったら適宜注ぎ足せばよいと思います。
ちなみに24cmのフライパンだと肉が入りきりませんでした。(失敗済み)
⑨薄力粉をまぶした鶏むね肉を卵にくぐらせて、肉同士か重ならないように広げて揚げ焼きにする
卵はたっぷりつけましょう。
肉がしっとり仕上がりますよ。
また、卵の衣が焼けるまではできるだけ肉に触れないようにしましょう。
⑩鶏むね肉をひっくり返す前にボウルに残っている卵をスプーンなどで鶏むね肉の上にかける
甘酢だれが絡みやすくする措置だそうです。
⑪鶏むね肉をひっくり返す
ひっくり返したら、肉には触らずに1~2分焼き揚げましょう。
⑫全体的に鶏むね肉の外側の卵が固まったら、キッチンペーパーなどで揚げ油をふき取りコンロの火を消す
慣れないうちは肉に火が通り過ぎてしまうのを防ぐため、コンロの火を消してから揚げ油をふき取ったほうが良いかもしれません。
⑬①で作った甘酢だれを入れて弱火にかける。
必ずコンロの火を消した状態で甘酢だれをフライパンに入れてくださいね。
また、甘酢だれはフライパンに入れる直前にもう一度しっかり中をかき混ぜてください。
片栗粉の沈殿を防ぐためです。
⑭鶏むね肉に甘酢だれが絡まったら盛り付け皿に肉を盛り付ける。
⑮盛り付けた肉の上にタルタルソースをかける
⑯フライパンに残った甘酢だれをかけて(追い掛け)、小口ねぎを上から降れば出来上がり!
実際に作った完成品はこちら↓
実際に食べてみた
一口食べてまず驚くのは肉の柔らかさです。
そして、タルタルソースと甘酢だれが織りなす味のハーモニー!
グルメ漫画のセリフみたいですけど、エッジのきいた味同士が鎬を削って纏まった感じなんですよね。
だからまろやかさやもっさり感みたいなものはあまり感じません。
とてもキレの良い後味。
どちらかといえば、大人向けの味付けになっています。
これはタルタルソースにゆで卵を入れていないからできた味なのだと思います。
卵が高騰している時なのでありがたいタルタルソースですね。
単品で味見した時はゆで卵入りに比べて酸味の主張が強くて、つまみ食いには向かないタルタルソースだと思ったのですけどね。
試しに魚介のフライなどに直接かけたらおいしかったです。
玉ねぎのみじん切りの代わりに前述したらっきょ、刻んだ柴漬けや沢庵、ピクルスや青かっぱ漬けなどを入れたら彩も鮮やかになりそうです。
まとめ
今回は「ベストオブチキン南蛮」ということでコウケンテツさんのレシピをご紹介しました。
コスパ最強と言っても過言ではないチキン南蛮です。
「これ、胸肉?」と感じるほどのジューシーかつ柔らかさ。
おかずはもちろん、ビールのおつまみとしてもこの一品で事足ります。
ぜひチャレンジしてみてください。