孤高のレシピ

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アレンジ

ねぎ塩レモンで冷たいそうめんをさっぱりと食べるレシピ

投稿日:2018年8月15日 更新日:

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今回は暑い日に是非お勧めしたい『ねぎ塩レモンそうめん』を作ってみました。

鶏ガラとレモンを合わせたスープにねぎ塩ダレとささみを具にしてさっぱりいただく麺メニューです。
冷たい麺なので口当たりがよいのはもちろんなのですが、このメニューはスープがなかなかイケているんです。
手順は本当に即席でほとんど手間がかかりません。
パッと見は女性が好みそうな感じですが、食べれば男性も納得の味だと思います。

そうめんの替え玉が欲しくなるかもしれませんよ。

出典:Youtube

レシピ

食材

(2人分)
・そうめん     3束(150g)
・ささみ[筋なし]   2本(100g)
・レモン[国産]    1個
・酒        小さじ2
☆ねぎ塩
・細ねぎ      1/4袋
・塩        小さじ1/3
・ごま油      大さじ1
★スープ
・鶏ガラスープの素 小さじ2/3
・塩        小さじ1/2
・こしょう     少々
・水        600cc

■手順
⑴ レモンは1/2量を薄切りにし、残りは果汁をしぼる。細ねぎは根元を切り落とし、小口切りにする。
⑵ ささみは酒をふり揉み込む。
⑶ ボウルに☆を入れて混ぜる。
⑷ 別のボウルに★、レモン果汁を加えて混ぜ、冷蔵庫で30分程冷やす。
⑸ 鍋に湯をわかし、ささみを入れて2分程ゆで、取り出して粗熱をとる。冷めたら食べやすい大きさにほぐす。同じ鍋の湯を沸騰させて、アクを取り除き、そうめんを加えて袋の表記時間通りゆで、水で洗って水気を切る。
⑹ 器にそうめんを盛り、4のスープをかける。スライスしたレモンをのせ、ほぐしたささみ、3のねぎ塩を盛る。

(以上、出典先:Youtubeより抜粋)

実際に作ってみた

今回も動画元レシピの材料はそのままに手順を少し入れ替えて調理しました。
詳しくは実際の手順をご覧ください。
具のささみですが、拘らなくても大丈夫です。
鶏ハムを小さめに切ったものでも、豚しゃぶでも特に問題ありません。
敢えていうなら、スープが他の味に染まりやすいため、タレ付きのチャーシューは避けた方がよいと思います。
代わりに絶対に用意しなければならないのがごま油とねぎです。
これがかなり重要なので絶対に忘れないでくださいね。
とは言っても、ねぎは細ねぎにこだわる必要はありません。
白ねぎのみじん切りでも代用できますから安心してくださいね。
ちなみに今回は冷凍のみじん切り済みねぎを使用しています。

それでは実際の手順を追っていきましょう。

  1. ボウルに鶏ガラスープ、塩、こしょう、水を入れて混ぜ合わせます。
    鶏ガラスープが溶けにくいときは少量の湯に溶かしてから水を加えてくださいね。
  2. レモンは1/2量を薄切りにし、残りは手順1のボウルに果汁をしぼり加えて、冷蔵庫で冷やしておきます。
    レモンを搾るときは、切った断面をフォークで数か所刺してから絞ってみてください。
    普通に絞るよりも量がたくさんさん取れて、絞り器よりも渋みのない果汁が取れるはずです。
  3. 細ねぎを小口切りにします。
  4. 別のボウルに塩、ごま油を合わせて更小口切りにした細ねぎを加えて混ぜ、ねぎ塩を作ります。
  5. ささみは筋を取って、酒をふっても見込んでおきます。
  6. 鍋に湯を沸かし、酒をふって揉み込んだささみを火が通るまで茹でて、取り出したら粗熱を取ります。
    粗熱が取れたら食べやすい大きさにほぐしましょう。
  7. ささみを茹でた鍋を再沸騰させて、灰汁を取り除いたらそうめんを袋の表記時間通りに茹でて、冷水でしめ、水気をしっかり摂ります。
    そうめんの茹で方ですが、麺を入れたら箸で麺同士がくっつかないようにほぐし、お湯が再度沸騰したら蓋をして火を止めます。
    個の茹で方をすれば、さらっとしたそうめんに仕上がります。
    参考にしたのは下の動画です。
  8. 器にそうめんを盛り、冷蔵庫で冷やしておいたスープをかけ、薄切りにしたレモン、ほぐしたささみ、ねぎ塩をのせて完成です。

実際に作った完成品はこちら↓

 

実際に食べてみた

盛り付けは動画元をまねてみましたが、どうでしょうか?

いつもならすぐに「さて、味の方ですが~」と続けるのですが、今回は少し違います。

「食べる前に必ずよくかき混ぜてください!」

この一文を入れさせていただきます。
なぜかというと、かき混ぜた状態とそうでない状態とでは全く味が違うからです。

さて、注意事項も書いたので味の方へ移りましょう。
一口食べてみると、とても複雑な味が口の中に広がります。
最初はレモンの香りが広がって清々しいのですが、すぐにこま油の香りと味が追ってきて、それが終わるとまたレモンの清々しい味が戻ってきます。
そして、そのままだとぼけた味のするスープが、ねぎ塩を混ぜることにより味の輪郭がしっかりして、レモンの酸味がより引き立ちました。
さっぱりしているのに若干のこってりさがあって、尚且つ後味がサッパリしている。
複雑としか言いようがないのですが、これがまた美味いんです。
具のささみにも味がよく染みわたったような感じがして、一体感があるんですよね。
動画元レシピの分量で二人分にもかかわらず、そうめんが3束というのが気になっていたのですが、これは納得ですね。
1.5束を食べたくなる味です。
この複雑なスープの味で次から次へとそうめんを欲しがらせるんです。
本当によくできた冷やしそうめんだと思います。

しかし、欠点もあります。
このスープはねぎ塩ありきで完成するスープ。
ねぎ塩がないと「ボツ」にしたくなるような味なんです。
まず味が薄い。
レモンの酸味が中途半端で味のバランスが悪い。
そうめんと合わせると、そうめんの味が勝ってしまうんです。
実は最初かき混ぜずに食べたら、目が点になるような味でレシピを見直してしまいました。
で、ボツにするならとっとと食べてしまおうとかき混ぜて食べたところ、味が激変!
お薦めのそうめんレシピに一気に上り詰めたわけです。
他のレシピでも何気なく作っているねぎ塩だれですが、こんなに味の化学変化を起こさせる使い方は珍しいのではないでしょうか。

まとめ

今回は暑い日にお薦めの『ねぎ塩レモンそうめん』を作ってみました。
結論から言えばスープとねぎ塩ダレさえあれば、具は必要ないと感じさせる程のまとまりです。
レモンも飾りさえ気にしなければ、100円ショップで売られているレモン果汁を使用することで事足りると思います。
是非試してみてくださいね。

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