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ほぼ同じ食材や調味料を使っているメニューと味くらべ
今回はれんこんと豚こま切れ肉を使って『れんこんと豚肉のてりてり煮』を作ってみました。
実は以前、『れんこんと豚肉のてりてり煮』と同じような食材や調味料を使って「豚肉とれんこんの甘辛炒め」というメニューを作ったことがあります。
調理手順を確認したところ、「豚肉とれんこんの甘辛炒め」は豚肉とレンコンを揚げ焼きにして甘辛タレに絡めるのに対し、『れんこんと豚肉のてりてり煮』は煮込み。
今回は『れんこんと豚肉のてりてり煮』と「豚肉とれんこんの甘辛炒め」の味くらべをしながら試食レビューをしてみたいと思います。
出典:Youtube
レシピ
食材
2人分
・れんこん 200g
・豚こま切れ肉 200g
・砂糖 大さじ2
・酢 大さじ2
・しょうゆ 大さじ2
・水 200ml
・和風顆粒だし 小さじ1
・サラダ油 適量■作り方
1.れんこんは8mm幅の輪切りにする。
2.フライパンにサラダ油をひき、豚こま切れ肉を炒める。
3.色が変わってきたら、1を加えて炒める。
4.砂糖、酢、しょうゆを加えて1分程炒め、さらに水、和風顆粒だしを加える。
5.時々混ぜながら煮詰め、汁気が飛んだら完成!
調理時間:15分(以上、出典先:Youtubeより抜粋)
実際に作ってみた
今回も動画元レシピの材料、手順はそのままで調理を進めました。
とは言っても、れんこんは市販の冷凍食品を使用しております。
おかげで包丁とまな板の出番はありませんでした。
一人暮らしの方は上手く市販の冷凍食品を利用すれば、調理や後片付けの時間をかなり削減できますよ。
それでは実際の手順を追っていきましょう。
- 動画元レシピではれんこんを8mm幅の輪切りにするところですが、今回は市販の「冷凍れんこん」を使用したため、この手順は省略できました。
冷凍れんこん、既に8mmくらいの幅の輪切りにされているので便利です! - フライパンにサラダ油をひいて、豚こま切れ肉を炒めます。
- フライパンで炒めている豚こま切れ肉の色が変わってきたら、冷凍れんこん(動画元レシピ通りなら8mm幅の輪切りにしたれんこん)を加えてさらに炒めます。
- 豚こま切れ肉とれんこんを炒めているフライパンに砂糖、酢、しょうゆを加えて1分ほど炒め、さらに水、和風顆粒だしを加えて煮ていきます。
- 様子を見つつ、時々混ぜながら煮詰めて汁気を飛ばしていきます。
汁気が飛んだら、盛り付け用の器に盛って完成です。
実際に作った完成品はこちら↓
実際に食べてみた
「豚肉とれんこんの甘辛炒め」の時は、作り置き用のメニューということもあり、1日置いての試食でしたが、今回は出来立てアツアツの状態で試食です。
まずはれんこんから。
味の染み込み具合ですが、これは言うこと無しです。
バッチり染みてます!
染み込み具合だけで較べれば、「豚肉とれんこんの甘辛炒め」よりも上ではないでしょうか。
そして、「豚肉とれんこんの甘辛炒め」同様、酢の酸味はほとんど感じません。
酸味が苦手な方、安心してくださいね。
どちらかと言えば甘めの醤油味がしっかり染み渡ったれんこんとなっていますが、甘ったるくはありません。
「豚肉とれんこんの甘辛炒め」に較べれば薄味であっさりした感じです。
食感に関しては一言でいえば、
「ホクホク食感!」
「パリッ」とか「サクッ」というよりは柔らかめの「ホクホク」と言った仕上がりです。
まさに「The煮物」ですね。
今回の調理では、歯を悪くされている方にも食べれそうなくらいの固さになっていると思います。
次に豚こま切れ肉ですが、こちらは時雨煮のような味と触感になりました。
れんこんに較べて豚こま切れ肉の方が味はよく染み込んでいますね。
ただ、「豚肉とれんこんの甘辛炒め」の豚肉に較べて若干パサつきがあるように感じました。
多分「豚肉とれんこんの甘辛炒め」の豚肉は片栗粉でコーティングしてあるため、肉のしっとり感を保ちやすいのでしょう。
だからと言って肉が固くなっているというわけではありませんからご安心を。
今回はほぼ同じ食材を使用して若干調理法が異なる2つのメニューを較べながら試食したのですが、気が付いたことを1つ。
「豚肉とれんこんの甘辛炒め」は肉を引き立てるためのれんこんなのですが、『れんこんと豚肉のてりてり煮』はれんこんを引き立てるための肉になっていました。
確かにメニュー名を見れば最初に主役の食材が出てきているのですが、若干調理法を変えるだけで主役と脇役がこんなに見事にひっくり返ってしまうのには驚きました。
まとめ
今回はれんこんと豚こま切れ肉を使って『れんこんと豚肉のてりてり煮』を作ってみました。
あっさりしていますが、飽きの来ない味付けが『れんこんと豚肉のてりてり煮』の「ウリ」なのではないでしょうか。
このブログでは動画で紹介されたメニューが本当に「簡単」で「おいしい」のかを検証するというのが目的の1つとなっていますが、今回のようにほぼ同じ食材を使用して若干調理法が異なるメニューを食べ較べてみるのも調理法を深く理解する上で面白いと感じました。
さすがに一度に両方作って較べてくださいとは言えませんが、時間があれば是非試してみてくださいね。